パニック症のご相談


電車に乗れない、人前に立てない、

異常な動悸、発汗、身震い、

または窒息感があるという症状が出る

パニック症(パニック障害)は、

不安症の中に位置付けられています。

 

パニックの度合いが強くなることで、

日常生活に妨げが出る場合があります。

家から出ることが難しくなる場合、

早期の治療が必要となります。

パニック症の特徴


繰り返される予期しないパニック発作(突然、激しい恐怖、不快感の高まりが数分以内にピークに達する状態)が起こり、以下の症状のうち4つが起こる場合を指します(DSM-5より)。

突然の恐怖感の高まりは、平穏状態でも起こります。

◻︎動悸、心悸亢進、または心拍数の増加

◻︎嘔気または腹部の不快感

 

◻︎発汗

 

◻︎めまい感、ふらつく感じ、頭が軽くなる感じ、

または気が遠くなる感じ

◻︎身震いまたは震え

◻︎寒気または熱感

◻︎息切れ感または息苦しさ      

◻︎異常感覚(感覚麻痺またはうずき感)

◻︎窒息感

 

◻︎現実感消失(現実ではない感じ)または離人感(自分自身から離脱している)

◻︎胸痛または胸部の不快感

◻︎抑制力を失うまたはどうかなってしまうことに対する恐怖

 

◻︎死ぬことに対する恐怖

 

パニック症は「また発作が起こってしまうのではないか」と、将来パニックになってしまう不安からくる「予期不安」というものも起こります。発達障害の二次障害としても起こりうるものとなります。

上記の症状が継続することによって起こること

①学校や職場に行くことが困難になる
電車に乗れない、人混みに出ることが辛くなることで、学校や仕事に行きづらくなります。
②外に出ることが困難になる
予期不安が高まることにより、家の外に出ることが難しくなります。
③孤立しやすくなる
時に周りからの理解も乏しく、家族の中でも孤立してしまうことがあります。

不安症の種類


◻︎パニック症

:きっかけなく、突然のパニック発作を繰り返す

◻︎広場恐怖症

:閉所や人混み、電車などが怖い

◻︎社交不安症

:他者の注目を浴びる人前で緊張する

◻︎分離不安症

:愛着を持っている人からの分離を不安がる

◻︎全般不安症

:あれもこれもが不安になる

◻︎限局性恐怖症

:特定の対象(高所、動物、注射など)に抱く恐怖や不安

◻︎選択性緘黙

:学校など特定の場所で話せなくなる

パニック症は不安症の一つです。それぞれの不安症でもパニック発作が起こります。

パニック症の治療


選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI:Selective Serotonin Reuptake Inhibitor)を主に用いながら、治療を行います。

副作用は弱いとされていますが、効き目が出てくるまでに2週間ほどかかります。

ご相談の進め方


「認知行動療法」の効果が高いと報告されています。

不安を弱い場面から強い場面まで並べて(不安階層表)、

取り組みやすいものから、不安に慣れる練習を行います。

不安や恐怖心などの「感情」には「ピーク」があるとされています。

 

ピークがあるということは、

ピークに達した後は、

徐々に不安や恐怖心が弱まっていくということです。

 

ピークを乗り越え、

不安や恐怖心を感じなくなるところまでを

カウンセラーと共にトレーニングします。

 

これを繰り返すことによって、

不安を感じる場面が怖くなくなり

予期不安も減少していきます。 

ご相談の流れ


① お問い合わせよりご希望の日時と時間数(50分/80分/110分)を第3希望までお伝えください。(対面/オンラインをお選びください)

   ↓

② 日時の決定

   ↓

③ カウンセリング(対面/オンライン)の実施

 

【料金:( )内は税込表示】

50分 10,000円 (11,000円)
80分 16,000円 (17,600円)
 110分 22,000円 (24,200円)

※キャンセルポリシー

キャンセルされた場合、以下の料金がかかって参ります。ご注意ください。

4日前無料、3日前料金の40%、2日前同60%、前日同80%、当日同100%

※オンラインのご相談は前払いとなります。

※遠方の方で、お伺いする場合料金体系が変わる場合がございます。お問い合わせいただいたのち詳細な見積もりをお送りいたします。